敷金・礼金や保証金など、知ってるようで知らない不動産用語。

賃貸物件の不動産表示

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家賃(賃料)・前家賃

毎月支払う基本的な料金のことです。
契約時には翌月の家賃を支払っておくところ(前家賃)がほとんどです。

なお、月の途中から入居する場合は、契約した当月の家賃(入居する日から月末までの日割り家賃)を一緒に支払うことが多いようです。

この場合、前家賃は1ヶ月分を超えることになります。

 

敷金・礼金

敷金は、将来の家賃の支払いを保証するために預けておく金銭のことです。退去時に返還されます。
ただし、家賃の支払いを怠っている場合や、部屋の補修が必要な場合には、その金額が差し引かれます。

礼金は、貸し主に対して払うべきもので、退去時にも返還されません。

 

マンション・アパート・コーポ

一般的に、

  • マンション…鉄筋コンクリート造の中高層集合住宅
  • アパート…木造の2~3階建集合住宅
  • コーポ…軽量鉄骨造の2~3階建集合住宅

といったように、おおまかに構造上の違いで呼ばれていることが多いようです。

 

DK・LDK

DKとは、ダイニングキッチンのこと。
ダイニングキッチンにリビングルーム(居間)がついている間取りのことをLDKといいます。

目安として、

  • 居室が1部屋の場合…4.5帖以上をDK、8帖以上をLDK
  • 居室が2部屋以上の場合…6帖以上をDK、10帖以上をLDK

と呼ぶことが多いようです。

 

共益費・管理費・雑費

アパート・マンションなどの集合住宅では、エレベータ・廊下など共用部分の管理に必要な費用です。
家賃と同時に、毎月支払います。

 

保証金と償却

保証金は、敷金とほぼ同じ性格を持ちます。
家賃不払い時には充当されますし、損害弁償にも当てられます。

ただ、敷金は礼金とあわせて示されることが多いのに較べ、保証金は償却と組み合わせて示されることが多いです。
償却は部屋を出る時に保証金から差し引かれるもので、家賃の不払いや損害の有無とは関係ありません。

 

畳数

和室の表示は、畳の大きさによって広さが違ってきます。

畳には京間(191cm×95.5cm)、中京間(182cm×91cm)、江戸間(176cm×88cm)の3種類があります。最近では、公団住宅や賃貸の一般住宅でも江戸間が使われています。

 

専有面積

バルコニーや専用庭を除いた広さのことで、キッチン、ユニットバス、玄関などの占める部分は専有面積に含まれます。