一人暮らしだと特に面倒なお掃除。キッチン、お風呂、家具等のお掃除方法をご紹介します。

一人暮らしのお掃除方法

一人暮らしのお掃除方法

Kitchen

油よごれは、直後におとすのがコツ

キッチンのよごれは、油よごれ、生ゴミによるよごれ、水アカなどが代表格。中でも油よごれはやっかいな存在で、調理中の湯気にのって広がり、接着剤の役割をして、よごれを落ちにくくしてしまいます。
しかも、これをほうっておくと、酸素と化学反応を起こして樹脂のように固まり、ちょっとやそっとでは落ちないよごれに。

そんな油汚れも、ついた直後なら水ぶきで簡単におとせるので、調理をしたらペーパークリーナーなどでさっとふく習慣を身につけて。
時間がたった汚れなら、油汚れ用の洗剤で浮かせて落とします。

頑固な汚れは、ティッシュで洗剤を湿布するのも効果的です。
また、ステンレスにはクレンザーが、プラスチック製品には漂白剤が有効。冷蔵庫などの取っ手と床が意外な盲点なので、ふき掃除を忘れずに。

 

Bath

入浴後のケアと、流すだけの洗剤できれいに

浴槽につく汚れは、湯アカと体からでるアカや汚れが主ですが、絶えず水分にさらされているため、あまりこびりつきません。そのため、掃除も簡単。

とりあえず、毎回の入浴のあと、全体に水をかけて。
これだけでよごれはかなり落ちますから、あとは、週に2回ほど、こすり洗い不要の洗剤をスプレーして2~3分おき、さっと洗い流せばOKです。

カビとり剤を使うときは、換気扇だけではなく、必ず窓や扉も開けましょう。
高い場所にスプレーするときは、目に入らないように注意して。カビは温度・湿度・アカなどの栄養が3つそろったときに発生しますから、その点でも毎日の流し洗いは効果大です。

 

Toilet

1本でOKの洗剤でこまめに掃除。

トイレの汚れは、時間が経つと結晶化しておちにくくなるため、こまめにきれいにするのがポイント。そのためには手軽に掃除できる洗剤やグッズを選ぶといいですね。

一人暮らしなら、トイレの使用回数はそんなに多くないはず。それなら、使用後に毎回“チョイ掃除”をしてみては。汚れ落ちと、つきにくさが断然違ってきます。

スプレータイプのオールマイティな洗剤がおすすめです。
これなら洗剤を薄めたり、清めぶきをする必要もありません。使用後に便器の中にシュッ、外側にシュッ。
外側はトイレットペーパーで拭けば完了です。除菌・消臭効果のある洗剤もおすすめです。

 

Furniture

こまめにさっとからぶき

家具の汚れは、手の脂よごれにほこりがくっついて、黒ずみなどの落ちにくい汚れになっています。そうなる前に、ほこりをためないようにこまめにからぶきを。
ペーパークリーナーのほか、ツヤをだしたいものには化学ぞうきんもおすすめです。
水ぶきや洗剤を使った掃除は、家具の塗装が落ちてしまうこともあるので、目立たないところで必ず試してからにしましょう。

家電製品の掃除はぬらさないのが鉄則。ふだんはペーパークリーナーなどでほこりをとりますが、細かい凹凸などは、掃除機の先端にストローをつけて吹いとっても。
念入り掃除のときには、やわらかい布に住居用洗剤をスプレーして、手アカをふきとりましょう。